ご予約はこちら

[受付時間]
8:30~12:30 / 14:30~18:00
※土曜午後は、14:00~16:30
[休診日]
水曜・日曜・祝日

マタニティ歯科

生まれてくる
かけがえのない命のために

妊娠中はつわりの影響で歯磨きをするのが難しかったり、間食が多くなったりして口腔ケアが不十分になりがちです。またホルモンバランスの影響で歯周病菌も活発に繁殖を始めます。
そのため、妊婦さんは妊娠前よりも歯周病にかかりやすい傾向にあります。
元気な赤ちゃんを産むためにも、ママの歯をしっかりケアしておくことが大切です。
当院では妊娠中・出産後もお口の健康をサポートするマタニティ歯科をご用意しています。

妊娠中に気をつけるべきこと

  1. 妊娠初期(1~4ヶ月)

    妊娠により女性ホルモンが増えることで、お口の中を正常に保つ唾液の分泌が低下してしまい、トラブルが起こりやすくなります。妊娠中でも歯科治療は受けられますが、妊娠初期はつわりがひどいため、体の負担にならないよう十分に気をつけましょう。むし歯の予防に効果的なフッ素配合ハミガキ剤を使うのがおすすめです。

  2. 妊娠中期(5~8ヶ月)

    一回の食事の量が減ってしまうため空腹状態が多くなり、間食などの食べる回数が増えやすい時期です。妊娠中は唾液の量が減り自浄作用が弱まるため、歯磨きによる徹底したケアが重要です。歯磨きの基本を再確認して、むし歯になるリスクを減らしましょう。この時期は体調も安定していることが多いため、歯科治療には適しています。後期に入ってお腹が大きくなると、あお向け治療を受けるのは大変です。お口に関する悩みがある場合は、この時期に歯科医院に相談しに行くことをおすすめします。

  3. 妊娠後期(9〜10ヶ月)

    赤ちゃんのむし歯はママの口内環境が大きく影響します。生まれたあとの準備や日々の仕事や家事で忙しくなる時期だからこそ、つい歯磨きをおろそかにしてしまいがちになります。ママの口腔環境が乱れていると赤ちゃんにも悪い菌を移してしまう可能性があるため、出産準備だけでなく正しいオーラルケアも心がけましょう。 

妊娠中にかかりやすい病気

むし歯・歯周病
つわりの時期は歯磨きがしにくいだけでなく、嘔吐によってお口の中が酸性に傾きがちです。体調不良や悪阻の影響により、食生活が雑になることも少なくありません。そのため、むし歯や歯周病のリスクが高まります。
妊娠性歯肉炎
妊娠中は歯肉に炎症が起きやすく、歯ぐきの腫れや出血などの症状がよく見られます。痛みがないため放置されがちですが、少しずつ悪化する可能性があるため、当院にお越しいただき早めに処置してください。
妊娠性エプーリス
妊娠中に変化するホルモンによって、妊娠性エプーリスというこぶ上の組織が歯ぐきに発生することがあります。多くは良性で時間が経つとともに無くなりますが、気になる場合はお気軽にご相談ください。

妊婦検診のおすすめ

  • 妊娠中は、「歯が痛くても治療できない」「治療は赤ちゃんに影響がある」という思いが強くなり、歯科医院に足が向きにくいかもしれません。時期によっては大きな治療を控えるべきタイミングはありますが、痛みや不安にただ耐えることは良い状態とは言えません。当院はまず妊婦さんのお気持ちに寄り添いながらそれぞれのタイミングに適した治療を行い、少しでも状態が良くなるようにサポートいたします。

    妊婦検診は、以下のことに十分に注意を払いながら進めてまいりますので、どうぞ安心してご来院くださいね。

    • エックス線

      当院ではデジタルエックス線を使用しているため、エックス線量は少なく胎児への影響は最低限です。照射する際は照射位置をできる限りお腹から離し、防護カバーをしていただきます。そのほかにも影響の少ない時期や治療での必要度を相談してから撮影しますので、ご安心ください。

    • 麻酔

      「妊娠中の麻酔は赤ちゃんへ悪影響があるのでは?」と思う妊婦さんは少なくないでしょう。しかし、歯科で使う麻酔は体のごく一部にしか作用しないため、赤ちゃんへの影響はほぼありません。当院はその点をしっかり説明して、不安を取り除いてから治療に入ります。

    • 痛み止め

      痛みを止める鎮痛剤には、安全なお薬を処方しております。妊娠中の方もご安心ください。

  • 妊婦検診にお越しいただく
    タイミング

    • 妊娠初期(1~4ヶ月)

      お腹の中で赤ちゃんが形成される時期なので、リスク回避のためにもに大きな治療は行いません。ただし腫れや痛みがある場合は放置できないため、症状を抑える応急処置を行います。

    • 妊娠中期(5~8ヶ月)

      この時期は安定期と呼ばれる時期なので、治療が必要な場合このタイミングがチャンスです。治療が必要ない場合でも、妊娠中にリスクが高まるむし歯や歯周病予防のために、この時期にクリーニングを受けることをおすすめします。

    • 妊娠後期(9〜10ヶ月)

      出産も迫り陣痛が起き流可能性がある時期のため、基本的には治療を行いません。治療中の場合はいったん休止します。出産が終わって体調を見ながら、治療計画を組み直していきましょう。

  • 妊娠中のご通院には
    母子手帳を忘れずに

    妊娠期間中は、薬剤やレントゲンの使用のほか治療中の体勢など、さまざまな点に配慮しながら診療を行います。当院では、産婦人科で受けた注意点など小さな情報も見逃さず施術を行いたいため、ご来院時には必ず母子手帳をご持参いただくようお願いいたします。口頭で産婦人科の医師から言われたことや、気になっていること不安なことなどがあれば、どんなことでもお気軽にご相談ください。

妊娠中の
お口のケアのポイント

  • うがいをこまめにしましょう

    つわりの時期は、歯ブラシを口に入れることすらままならないこともあるでしょう。そんなときは無理をせず、ガーゼなどでお口の汚れを拭きとり、うがいで済ますなどの対応でも問題ありません。フッ素を含む洗口剤の利用もおすすめです。

  • 朝起きたら
    すぐに歯を磨きましょう

    唾液には細菌の増加を抑制する役割がありますが、妊娠すると分泌量が少なくなります。朝起きたときは特に細菌の繁殖が多いため、できるだけ起きた瞬間に歯磨きをしましょう。お口の乾燥を感じたら、こまめに歯磨きをすることが大切です。

  • 歯医者デビューは
    当院の小児歯科で

    当院では、歯医者に慣れていない小さなお子さまでも怖がったり緊張したりすることなく、「歯医者は楽しいところ」と思っていただけるような工夫を凝らしています。初めて歯医者へお連れになるとき、歯医者を苦手と思わせたくないときは、ぜひ当院へお越しください。

    詳しくはコチラ